Riot ID変更について知りたいこと
Riot Gamesの各種タイトル(VALORANT、League of Legends、Legends of Runeterra、TFTなど)でプレイヤーを識別するのがRiot IDです。ゲーム内であなたを表す名前であり、フレンドと繋がるためにも使われます。
現在のRiot IDから新しいものに変更したい、その方法やルールについて詳しく知りたいという方のために、Riot IDの変更に関する具体的な情報をまとめました。
Riot IDとは? (変更の前に知っておきたいこと)
Riot IDは、他のプレイヤーから見えるあなたの名前です。これは、ゲーム内だけでなく、フレンドリストなど、Riotアカウントに紐づくすべてのサービスで共通して使用されます。
Riot IDは「プレイヤー名」と「タグライン」の2つの部分から構成されています。
例えば、「AwesomePlayer#JP1」のような形式です。「AwesomePlayer」がプレイヤー名、「JP1」がタグラインにあたります。
- プレイヤー名: 自由に設定できる部分です(ただしルールあり)。ゲーム内で主に表示されます。
- タグライン: プレイヤー名の後に続く固有の識別子です。同じプレイヤー名でもタグラインが異なれば、別のプレイヤーとして区別されます。多くの場合、地域コード(例: #JP1, #KR1)やランダムな文字列が割り当てられますが、変更時にカスタマイズも可能です(これもルールあり)。
Riot IDを変更したい理由
プレイヤーがRiot IDを変更したいと考える理由は様々です。一般的な理由としては以下のようなものがあります。
- 現在のRiot IDに飽きてしまった、気に入らない。
- 新しいゲーム内で心機一転、別の名前を使いたい。
- 友人やチームメンバーと統一感のある名前にしたい。
- 以前設定したRiot IDに個人的な情報や過去のネガティブな出来事を連想させるものが入っている。
- 単に気分を変えたい、新しいアイデンティティを表現したい。
Riot IDを変更できる場所
Riot IDの変更は、ゲーム内から直接行うのではなく、Riot Gamesの公式アカウント管理ウェブサイトから行います。
変更手続きは、PCまたはスマートフォンのウェブブラウザからアクセスして行います。
Riot アカウント管理ウェブサイト:
公式のRiot Gamesアカウントサイトにログインして手続きを進めます。
ブラウザで「Riot Games アカウント」と検索するか、Riot Gamesの公式サイトからアカウント設定ページへアクセスしてください。
Riot IDを変更する手順 (具体的な方法)
Riot IDを変更するための具体的な手順は以下の通りです。非常にシンプルです。
-
Riotアカウント管理ウェブサイトにアクセス:
お使いのウェブブラウザでRiot Gamesの公式アカウント管理サイトを開きます。 -
ログイン:
変更したいRiot IDが紐づいているRiotアカウントでログインします。ユーザー名とパスワードを入力してください。 -
Riot IDのセクションを探す:
ログイン後、アカウント設定や管理画面に進みます。通常、「Riot ID」または「ゲーム内の名前」といった項目があります。このセクションを探してください。 -
編集/変更ボタンをクリック:
Riot IDの表示されている横や下のあたりに、「編集」や「変更」といったボタン(または鉛筆アイコンなど)が表示されていますので、これをクリックします。 -
新しいプレイヤー名とタグラインを入力:
プレイヤー名とタグラインを入力するための入力欄が表示されます。希望する新しいプレイヤー名と、希望するタグライン(またはシステム推奨のタグライン)を入力します。
入力中に、そのRiot IDが利用可能かどうかがシステムによって確認される場合があります。 -
変更を保存/確定:
入力した新しいRiot ID(プレイヤー名#タグライン)を確認し、「保存」または「変更」といったボタンをクリックして確定します。
これでRiot IDの変更手続きは完了です。多くの場合、変更は即座に反映されますが、稀にシステムによる反映に時間がかかる場合もあります。
Riot IDの変更にかかる費用と頻度
多くのオンラインゲームでは名前変更に費用がかかることがありますが、Riot IDの変更は特別な制限がない限り無料で行うことができます。
- 費用: 無料
- 頻度: 30日に1回
これは非常に重要な点です。
一度Riot IDを変更すると、次に無料で変更できるようになるまで30日間の待機期間(クールダウン)が発生します。
このクールダウン期間中は、いかなる理由があっても再度Riot IDを変更することはできません(規約違反等による運営からの強制変更を除く)。
したがって、Riot IDを変更する際は、次に変更できるまで30日かかることを理解した上で、慎重に新しい名前を決める必要があります。
新しいRiot IDを選ぶ際の注意点・ルール
新しいRiot IDを設定する際には、いくつかのルールと注意点があります。これらは利用規約に基づいています。
- 不適切な表現の禁止: 差別的な言葉、ヘイトスピーチ、わいせつな言葉、暴力的・犯罪的な表現、その他、他のプレイヤーを不快にさせる可能性のある言葉は使用できません。
- 個人情報やプライバシーの侵害: 他のプレイヤーや自分自身の現実の個人情報(氏名、住所、電話番号など)を含めることは推奨されませんし、意図的な公開は避けるべきです。
- 商標権や著作権の侵害: 有名な企業名、商品名、キャラクター名など、第三者の商標権や著作権を侵害する可能性のある名前は避けるべきです。
- プレイヤー名とタグラインのフォーマット:
プレイヤー名
- 特定の文字数制限があります(通常3~16文字程度ですが、変更される可能性もあります)。
- 使用できる文字種に制限がある場合があります(特定の特殊記号など)。
タグライン
- 多くの場合、3~5文字程度の英数字です。
- 「JP1」「KR1」「EUNE」といった地域コードや、アカウント作成時に自動生成されるランダムな英数字などが一般的です。
- 変更時にある程度カスタマイズできますが、地域コードを模倣するなどの特定の形式は許可されない場合があります。具体的なルールは変更画面で確認してください。
- ユニーク性: プレイヤー名だけではなく、「プレイヤー名#タグライン」の組み合わせ全体がユニークである必要があります。
システムがこれらのルールに違反していると判断した場合、そのRiot IDは設定できません。また、一度設定した後でも、他のプレイヤーからの報告や運営の判断により、後から強制的に変更させられたり、アカウントにペナルティが科されたりする可能性もあります。コミュニティガイドラインを尊重した名前を選びましょう。
Riot ID変更後の影響
Riot IDを変更すると、以下のようになります。
- 全Riot Gamesタイトルで変更が反映される: VALORANT、LoL、TFTなど、そのRiotアカウントでプレイしている全てのゲームで新しいRiot IDが表示されるようになります。ゲームごとに個別のIDを設定することはできません。
- フレンドリスト: あなたのRiot IDを知っているフレンドリスト上での表示も新しいものに更新されます。
- 過去の記録: 過去の試合履歴など、一部の場所では古いRiot IDが表示されたままになることがありますが、現在のプロフィールやゲーム内の表示は新しいIDに統一されます。
変更頻度に関する制限
前述の通り、Riot IDの変更は無料ですが、30日に1回までという制限があります。
これはシステムの安定性や悪用防止のための措置です。
一度変更したら、30日間は同じアカウントで再度IDを変更することはできません。後悔のないよう、じっくり考えて名前を決定しましょう。
Riot ID変更で問題が発生した場合
Riot IDの変更手続き中に問題が発生した場合、例えば:
- 希望する新しいRiot IDがルールに違反していると表示される。
- システムエラーが発生して変更できない。
- アカウント管理サイトにログインできない。
- 変更後のIDが正しく反映されない。
このような場合は、Riot Gamesのプレイヤーサポートに問い合わせるのが最も確実な解決方法です。
Riot Gamesの公式サイトにあるサポートページから、該当するカテゴリーを選んで問い合わせフォームを送信してください。
問題の詳細を具体的に伝えることで、より迅速なサポートを受けることができます。
まとめ
Riot IDの変更は、Riotアカウント管理ウェブサイトから簡単に行うことができます。手続きは数ステップで完了し、費用はかかりません。ただし、変更後は30日間のクールダウン期間があるため、頻繁に変更することはできません。新しいIDを選ぶ際は、ルールや注意点を守り、他のプレイヤーに不快感を与えない名前を選びましょう。変更に関する不明な点や問題が発生した場合は、迷わずRiot Gamesのプレイヤーサポートに相談してください。